城下町彦根 撮影終了!
以前からお願いされていた城下町彦根の写真がやっと納品できました。普段、旅人さんを撮影させていただく時は、与えられた光の中の条件で、なるべく迅速に撮影させていただき、そして旅人さんがリラックスできるように面白い(くない・・w)ことを言うように心がけおりますが、今回の撮影はそれとは全く逆で自ら光を作り出し、徹底的に何回も撮り直しをして、一人だまって(w撮影をしてきました。
表情を持たない物体は、カメラマンの技術を純粋に反映します。光の種類(ダイレクト光の堅い光、ソフトボックスやアンブレラを使用した柔らかい光などなど)で変化します。またストロボの位置のちょっとした場所、角度の位置の変化で印象が異なってきます。
いつも撮影しているポートレート/スナップ的な写真と違い、オールドレンズの性能の悪さを雰囲気でゴマカスとか、中途半端な技術を被写体そのもの魅力でカバーできず、純粋にシャープなピントとライティング技術が要求される私にとってはほんの少しだけハードルの高い撮影になりました。
私にとっての何よりの収穫はライテング技術の実践経験でした。例えば黒バックの一つとってもそれ相応の技術が必要でそれを肌で確認できました。(私は反射率ゼロの紙を用意すれば
それで可能と思っていました・・・・。そんなワケはありませんwww)
最後に今回撮影の機会をくださった前谷氏、アドバイスと励ましの声をいただいた写真に詳しい旅人さん、ほんとうにありがとうございました。