カテゴリー別アーカイブ: 未分類

怪談ナイト@ゲストハウス無我 終了

先ほど、ゲストハウス無我で怪談ナイトが終了した。本を朗読したり、参加者の体験談を話したりすることで会は進行する。主催の水無代氏や劇団に所属しているN女史の朗読の技術は目をみはるものがあり、また蝋燭のみの照明は、雰囲気をさらに盛り上げてくれる。

私も正直なところ怪談はというか怖いお話は苦手なので遠慮して別の部屋に行こうとしたが、一応オーナーということで同席することになった。そこで気が付いたのは「怪談」というのは単にコワイお話ではないのだ。

怪談の効用とは、なにか?それは疑似的に「死」に直面させ、各々の実存を再確認する場である。霊という一見、荒唐無稽な概念は、普段我々が「死」ということを忘却しているが故に荒唐無稽なのである。宗教学、哲学、歴史学などの人文科学の目的が生の解明だとすれば、怪談は、霊の恐怖という感覚的な手段を用いることにより、生のありようを学問とは別の方向で解明することなのだ。

霊には「愛欲」「怨念」「恨み」「未練」が発生源になる。すなわち徹底的にマイナスの感情が原因なのだ。しかしそれは誰にとっても他人事のお話ではない。むしろ誰しもが経験するような感情なのだ。少なくともと私の友人に関しては、このようなマイナスの感情を持っていない人を知らない。もしこのようなマイナスの感情を持ったことのない人がいれば、その人と友として語るに足りないであろう。

最後に参加者のN女史は言った。『元の世界に戻るために「下ネタ」を語りましょう。』 「りっしんべん」の「せい」は、「せい」は生きることにつながる。まさしく「死」と反対の「生」の概念を表す。そうなのだ、彼女のいうとうり我々は日常の世界に戻らなければならないのだ。死を常に意識の俎上に載せるのは、日常生活には、重荷すぎるのだ。

 

ディープ彦根

昨夜は彦根市の地域おこし協力隊員さん(移住担当の女性)と茶話会でした。

お互い移住で、彦根に来て彼女は3か月、我々は3年。それぞれ感じていることをベチャクチャ。

彦根の「ディープ」と「許容」がキーワードでした。

当地だけに限らず、古い町並みや商店街を歩くと「これが許容されているの⁉︎」と驚くことがあ

りませんか?それは、都会や画一的な量販店にはないディーブさ・個性なのですが、他の地から

入り込んだ者には理解し難いこともあります。その「許容」はどこから来るのか興味大です。

彦根市は江戸時代から続く町並みや商店街もあり、新興住宅地もあり、湖岸部もあり、山間部も

ある地域ですが、今我々が居住する古い町並み・商店街をどっぷり体感して他府県の方々に伝え

ていこう!という方向性になりました。地蔵盆、ゑびす講など古い風習も続いています。

まずは、、

ゲストハウス無我の町内の方々に協力いただき、『ご長寿さんによる人生相談』を開催します。

その土地のご長寿さんの人生観を伺って、ディープと許容を体感、もちろん自身のお悩みも解決

しましょう企画です。詳細は決まり次第お知らせしますので、お楽しみに。(のりこ)

「移住へのとりくみ」

ただいま絶賛アンケート【移住】実施中❗️ 無我を利用されるゲストさんとお話しするなかで、移住の関心度の高さを実感しています。なぜゲストハウスには、移住に関心のある人が多く集まるのか?旅や仕事をするなかで、ライフスタイルへのこだわりが研ぎ澄まされてくるのではないでしょうか。宿主も含めゲスト同士の人生観や生活観もライブで入ってくる場所がゲストハウスなのでしょう。
無我的には、早い時点で【移住】の関心度をキャッチして、彦根あるいは周辺地域の情報を提供・提案できればと考えています。データベースにして、効果的に役立てて行ければとも思っています。右往左往しながら、とりあえずやっていきますので、よろしくお願いいたします!

12月10日 ワークショップ開催

講師Hikida sayuri氏は東京のひな人形会社で伝統工芸職人としてお仕事されています。
海外・国内と旅行が趣味、最近では東海道を歩いて踏破し、次は中山道に挑戦中です。
旅の途中で彦根のカフェ旅Loveチャイハネとゲストハウス無我に立ち寄ったのが縁で、今回のワークショップ開催となりました。ホットチャイを飲みながら、おしゃべりしながら、木目込み人形(来年の干支・トリ)をつくりましょう。
追加でケーキなどの注文もしていただけます。是非ご参加ください!

お問い合わせ ゲストハウス無我 090-8571-5796
       旅LOVEチャイハネ 070-1761-8686
csc_1736

第一回歴史カフェ

12月12日(土)13~15時、ゲストハウス無我で第一回歴史カフェを開催しました。

以前宿泊してくれた方やご近所の方が参加してくださり、こたつを囲んでアットホームな
雰囲気でした。
内容は、学芸員(滋賀県へ移住したばかりの坂本さん)による大正時代の
買掛帳を解読、当時と現代を照らし合わせていくものでした。
ゲストハウス準備中に当館から出てきた買掛帳。やっと日の目をあびた、オタカラのひとつです。
着物・乾物・薬など買掛帳に書いてある品目も多彩で、参加者の中には実際
子供のときお遣いで使ったことがあるといわれたご婦人(80代後半)がみえました。
御年輩の方が多かったおかげでしょうか、進行役が促さずとも、参加者の口々から
昔の記憶が語られ、あっという間の二時間でした。

今回お願いした学芸員の坂本さんは、半年ほど前に当館に宿泊していただいた方。
私がこのイベントを是非彼女に!!とこだわったのには理由がありました。
以前、私が彼女に「ウチの近くの銭湯のおばあさん体調悪いみたいで、よく休業になるのよ」と言うと

「え!それだったら、ちゃんと休んで欲しい!」

と彼女は言ったのです。
なんと優しいのでしょう。大抵の人は、後継ぎやヘルプの心配はするけれど、おばあさん側
に立った心配ができる人は私も含めいませんでした。商売としては成り立ちませんが、
お風呂我慢できるから、しっかり休んでまた元気に銭湯営業してね、というくらいの
思いやりが人間社会には必要ですね。とくに高齢化の地方 都市には。まして地域活性
を実現するのなら、彼女のような芯のある優しさが不可欠でしょう。
そんなわけで、たかがゲストハウスのイベントなんですが、こんな心根の優しい彼女に
歴史カフェの講師をお願いしたってわけでした。

DSC_0552

DSC_0558

みなさん盛り上げてくださってありがとうございました。          (のりこ)

湖東三山、百済寺

湖東三山の一つ、百済寺に行きました。「ひゃくさいじ」と読むのですが、私はずっと「くだらじ」だとおもっていました・・・。
推古14年(606年)聖徳太子が百済人のために創建した近江最古級の寺院で、
最盛期の鎌倉・室町時代には300坊をもつ大寺院になり、
戦国の世となっては、織田信長に焼き討ちに遭っています。

今回私の興味をひいたのは、この寺院が石垣を残す「山城」であったことと、
「美仏(如意輪観音・聖観音の二像)」が特別拝観できることでした。
期待通りどちらも美しかったです。

歳をとるにつれ、山の手入れが行き届いているわ~、お寺の人たちの感じがイイわ~といったところに
目がいくこの頃。

紅葉はこれから見頃になり、ライトアップ(11/16~/23)もあります。

DSC_0101
DSC_0097
DSC_0086
DSC_0071
DSC_0070

ビワイチの旅  琵琶湖一周自転車の旅体験。

自転車、人間が生身の身体を使って移動するのには最も速度が速い手段になるであろう。生身の身体を使うとは単に生身の筋肉を使うという意味だけではない、風景の香りを味わえ、気象条件に影響され、本来人間が味わうべき移動に伴う疲労感も味わえる旅なのだ。

当館は多くの自転車旅人さんが来てくれる。日本一周、日本縦断、もちろん琵琶湖一周の旅人さんも多い。旅人さん達がどういう気持ちで旅をしているかをたとえホンの僅かでも体で感じ、そしてビワイチの旅人さんからアドバイスを求められることがあるが、その旅人さん達にたとえ私が初心者でもアドバイスできればと思っていた。

問題は私の基礎体力だった。最近運動をサボり気味で2㎞程歩くだけで息があがってしまう。ついでに言うと肩と太ももに筋肉は落ち体のあちらこちらに贅肉がついている。ええんか・・・自転車をなめていると言われても反論ができない。

自転車は普段からお世話になっている五環生活さんでレンタルしていただいたもの。きちんと整備されているクロスバイクを二日間、5500円で貸していただける。行程は琵琶湖北湖周りの一泊二日。それでも150㎞だ。初心者には二泊三日という手もあるがここは、もっとも標準的な行程を選択。
DSC_0083
2015年10月20日、私は、この五環生活から自転車で出発した。最初は時速20キロで気分よく走るが早くも米原付近で息があがり始める。軽く半バテ状態。長浜あたりで早くも彦根に戻る衝動にかられる。戻るのは容易だ。店の人に対してかっこ悪い。無我の庭にでも置いて翌日の夕方あたりに何食わぬ顔して返却しようかとも考えたが、きちんとメーターがついている。お節介なことにスピード、走行距離、走行時間、平均速度が記録さえていく。「ビワイチ終わりました!」といって走行距離20km走行時間3時間がばれてら本当にみっともない。五環生活のスタッフさんは今後もお付き合いが続くはず。日本人の倫理観はこういうところが原点か、など面白くないことを考えたら長浜のコンビニに到着。

コンビニ毎に水、食料を余裕をもって補給するのは計画とうり、ビワイチのルートは国道沿いではないのでコンビニは存外に少ない。長浜から塩津浜あたりまではコンビニがないので水とカロリーメイトを購入。15分休憩の後出発。

長浜から大音まで湖岸をひたすら走る。体も慣れてきたのか比較的楽に走れるようになる。少し色ついた木々と水墨画のような湖独特の景色を横目に見ながらすすむ。山本山付近では望遠レンズを使って野鳥を撮影している人も散見。小さなトンネルを抜け大音を抜ける。大音から国道8号のトンネルを避けるため賤ヶ岳を上る。県道514号に入るのである。自転車をおりなければならないほどの急勾配である。大正時代に掘られたものであろう煉瓦と石積のトンネルをぬけると琵琶湖が見える。
DSC_0093
勾配をかけおり今度もまた国道8号のトンネルを回避するために県道336号線に入る。ここも湖岸の渕をそのまま進む。それにしてもなんて穏やかな景色だろう。湖の青さと空の青さ。同じ青であっても連続するようで連続しない。対岸が近くに見えつつもほんの僅かの霞で遠景に見える。

塩津浜のコンビニに到着。ここで30分休憩。もちろん水、食料を購入。

ここから先、国道303号線の岩熊トンネルまで急勾配が続く。どのくらいの勾配か気になる。自転車についてる距離計と私の時計の高度計を使って計測してみた。私の時計には気圧を利用した高度計がついている。もちろん気圧計を読み替えたオモチャ程度のものだが相対的な高度を測るにはこれで十分である。

塩津浜では、走行距離42.06kmで標高150mmであった。ここから塩津浜まで一番低いギアで登り切ってみる。途中よさげな集落を横目にしながら登り切ってみると、走行距離44.35km標高230mmつまり2.29㎞で80mmも高度を上げている。そう平均3.4パーセントの勾配を上ったことになる。もちろん感覚的には2.29㎞の半分位は緩やか勾配なので実際にはさらにきつく感じられるであろう。

勾配を抜けて山を下り永原の集落を抜ける。このあたりは古い町並みが残っており。風情がある。折をみてじっくり訪れたい場所である。長浜、マキノを抜け午後四時過ぎに近江今津のホテルに到着。ヴォーリズ記念館をみてコンビニで食糧を買いこみ早めに就寝。

翌朝、朝4時半に起床、5時に出発。前夜フロント氏に早い目のチエックアウトを言っておいたところ快く承諾していただいた。
途中国道161号線に合流するまで県道304号線を走る。ここで注意しなければならないのは約10㎞にわたってコンビニがないことだ。前日にパンとカロリーメイトをもっていたのでよかったが、もし食糧をもっていなければ空腹で大変な思いをしただろう。

途中白髭神社で2.3カット撮影してさらに南下。こんな所で写真を撮ってもオリジナルな写真は撮れんと普段は豪語しつついざ来るとコッソリと撮影。風景写真は粘りが命で飽きっぽい俺には不向きなだけ。カメラマン7名。やはり鳥居は良いアクセントになる。
DSC_0119
江若鉄道を忍ばせる道を横目にしながら堅田方面に。すごく楽にペダルを踏める。もちろん自転車に慣れてきたからではない、全体的に下り坂になっているだけである。

さて堅田から彦根である。実はかねりばててしまった。コンビニ毎に40分位休憩し、平均速度は13㎞前後になった。ちょっとした坂も苦痛に感じる。堅田から彦根まで3時間で帰るつもりだったが結局五時間程度かかってしまった。いや無理は禁物・・・。無我に帰ると俺のへたばった姿をみて奥様は大笑いしていました。
DSC_0138
付表
走行時間 9時間57分
走行距離 152㎞
平均速度 15.3km/h

第2回たまカフェ@ゲストハウス無我

今回はこんな素敵なモーニングプレートでした。
DSC_0633
前夜、宿泊のゲストさん達はこどものように、明日のカフェが楽しみだーって言って寝ましたから。
当日の朝、それはそれは皆さん大はしゃぎでした。
たまカフェの宮崎さんは、ゲストさん一人一人とお話をしつつ、手際良く提供します。
「こんな贅沢はないなあ」なんて声も。
ここで出会った旅人達が、前日の盛り上がった話をまた翌朝話して笑って笑って。
お盆でしたが、地元の方にもお越しいただきありがとうございました。
今回の、たい焼き型パニーニ(マスタードのトッピングが私は気に入りました♪)は、見た目は
小さいのですが食べごたえがあっておいしかったです。
第3回目は未定ですが、今秋にはまたしたいと思っています、お楽しみに。
DSC_0626

高校生の一人旅考

夏休みになって、高校生の一人旅が続いています。
はっきり言って、「かわいい」です。
どう「かわいい」かって・・・すごく「しっかり」しているから、すごく「かわいい」のですよ。
訊くと、大学で研究したいことがあるとか、演劇の勉強でフランスに留学したいとか、まっすぐに答えます。当然、彦根にもその目的の為に来てくれたのですが、さらにゲストハウスに泊まる勇気もあるのです。そして特筆すべきは、「人の話が聞ける」子たちなのです。私たちスタッフや同宿者のみなさんの言動をしっかり見ています。ヘンテコリンな質問もありません。とは言っても、やはり高校生の一人旅だからと思って気はかけるのですが、身の回りのこともさらっとこなしつつ、ゲストハウスでの時間も楽しんでいるようです。談話室のテーブルでさっささっさと宿題のドリルなんかもやっていたりして。多分、「志(ココロザシ)」が人をしっか りさせるのでしょう。
鯵のお造り(一人旅の高校生がやってのけた)
DSC_0520

(のりこ)