一人旅のこと
私の初めての一人旅は社会人になってから。
5日間の連続した旅。
愛読書だった本に「連続性のあるものが旅」とあって触発された。
準備や計画をして、
毎日のモチベーションをキープし、
無事帰着するまでの一切を仕切る。
その楽しさは、魂が解放されたかのようだった。(元々解放的に生きていたクセにね)
もちろんハマった。
先日、無我は10歳の少年をお迎えした。
初めての一人旅。
おかげで自分の原点がよみがえった。
都会から来たその少年に
「この辺りは人も少なくて静かで退屈でしょう」と私がいうと
「僕はこっちの方が好き!」と躊躇なく答えたのである。
親御さんと来ていたら、こんなにハッキリ言えただろうか?
私なら同行者がいたら斟酌した意見を言う。
住んでいる街も好きだし、ここも好き、っていうふうに。
子供も大人もタテマエの人間関係にどっぷり浸かっているのだ。
あれ、私に気を遣ったのかな、、、
初めての知らない場所で、
何を思ってどんなことを喋るんだろうか。
そこには本当の自分がいるのかもしれない。
それが一人旅なんだなあ。
そんなことを思い起こさせてくれた。
ありがとう。おじさんもおばさんもがんばるよ💪 【ママ・noriko】