ゲストハウスとは何か? 十明山荘に行く。

ゲストハウスとは何か?極論すれば旅人さんと宿主の一対一の真剣勝負なのだ。宿主は旅人さんの人間性を見抜き、旅人さんは宿主の言動や一挙手一投足からさえ宿主の人格あるいは人生観さえ覗き見ることさえありうる。
私が約20年前、血気盛んな旅人時代北海道で見たものは、まさしく数々の宿主の生き様だった。

愛知県豊田市に十明山荘というゲストハウスがある。「どんな処にあり。どんな人が宿主なのだろう?」が第一印象だ。ウェブサイトを拝見するととんでもない山中にある。(注1)また、ブログを拝見するとあたかも仙人みたいな生活をされているようだ。ここの宿主にあってみたい。そして話をしてみたい。この人の生様をこの眼で見てみたい。という思いで予約の電話をした。

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さて彦根から高速を乗り継ぎ、山道をいき到着して、予定よりも二時間前の早着なので覚悟してあいさつをすると意外にも気さくなオニーさんといった雰囲気。途中までの道程もウェブサイトを見れば道程は決して難解ではない。

宿主の大山さん曰く、「自分から積極的にコミュニケ―ションをとる方ではない・・・と言っておられたが、この人の私に接するときの顔は少なくとも人嫌いのそれではない。持参したモチを焼くために火をおこしていただいたがこの楽しそうな顔をみてほしい。

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特筆すべきはこの宿の雰囲気、隠れ家的という生易しい形容詞は似合わない。隣家もない携帯もつながらない、WIFIもない。物理的にも情報的にも隔絶された空間、そこは徹底的にそこを訪れた旅人さんだけに許された静かな静かな空間なのだ。大山さん曰く「ここでどんどん沈没してほしい。そしてゆっくりとゆっくりと読書をしてほしい。」

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大山さんとは囲炉裏でモチをたべながら深夜まで本当にイロイロなことを語り合いました。少なくとも彼はシャイな人ではない。そして彼は十明山荘という最高の舞台を提供してくれた。旅人と語る資格と能力がある。そしてその人生を垣間見る価値がある人だ。

(注1)宿主の大山さんによると送迎もしています。遠慮する必要はないとのこと
(注2)二人でモチ1kg食べたなんて口が裂けても言えません。
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